2012-01-01から1年間の記事一覧

呈茶

先週の土曜日、7月7日の七夕の日に、「宗猫軒」開設。 友人宅、ホームパーティー会場の一角にて。 主宰者様ご用意の小さな「ちゃぷ台点茶盤」! 低い柴の結界が写らなかった。半畳の簡易畳一枚使用、なかなか按配よく重畳。 紅鉢は、スペース的に高さが危…

長刀掛け

前々から、長刀(薙刀)(木製)を長押(なげし)に掛けて飾りを兼ねようかしらと考えていた。そこへ、トラ猫ロンド君登場、立て掛けた柄を『少し細い』と当惑顔でパリパリパリ。で、回避アイタムを探しました。 「鴨居掛 赤樫」 全長 23cm 2本掛用を注文。…

三浦しをん 三題

「風が強く吹いている」「仏果を得ず」「神去なあなあ日常」 が面白かったので、更に、読破! これらの本は、若年の登場人物が楽しくないタイプには、向かない感じ。 単行本で読む価値があるかどうかは・・・だが、実は、本の装丁を鑑賞するのが嫌いではない…

実盛

世阿弥作 能 「実盛」。今、お謡お稽古中。 斉藤別当実盛は討死して2百年後に、遊行上人によって成仏できたのだと、単純に思っていた。しかし、“現実”(?)の実盛は、未だ成仏に至っていないらしい。こんな難しい旋律と言い回しのその先は、まだ彷徨ってい…

「来し方」

来し方行く末の「来し方」は、 「こしかた」・・・ 通ってきた空間的過去 「きしかた」・・・ 過ごしてきた時間的過去 の二つがある、というのは、本当?? 「こしかた」を眺め、「きしかた」を想うのでしょうか。 今まで私は、発音は「こしかた」で、意味は…

ヒョウとカルティエ

なんとかっこいいCM! うちのロンド君が、もし宝石の黒トラ猫に変身したら!?どうしようかにゃーん♪

草橘

昨日、裏千家東京道場にて、「草橘」(クサタチバナ)を初めて拝見。細い茎が真直ぐ上に伸びた先にスプレー咲きの白い五弁花。あしらいがむずかしそう・・・。煤竹色の籠に、元に紫とピンクの都忘れを伴って、すっきり涼しげに立っていました。 クサタチバナ…

若杉集(益子) 急須展

■ 若杉 集 急須展 ■ 会場: 池袋 東武百貨店 6階 1番地 「工芸サロン」 5/10(木)〜5/16(水) 午前10時〜午後8時 最終日5/16は午後4時閉場 『 再起の第一歩となる今展をどうぞご高覧ください 』 ★ 朝日新聞 2011年4月13日15時20分 「陶芸の里、震災直撃 益…

和紙の藤

薬玉をもうひとつ盛り上げようと、藤の花を探しました。菖蒲も、あれば検討予定で。生花に菖蒲を入れない所に重宝。 「つまみ細工」は、かんざしやブローチなどの製品になって、球の上にまた球がのるようなるので、合うデザインを探しているとき、和紙の季節…

薬玉 くすだま

[rakuten:kohgen:10024627:image:small] 薬玉 ・ 長命縷 (ちょうめいる) 山田松香木店製を、香源香カフェさんから頂きました。 緒の長い訶莉勒が余りにも高価でしたので(すうまんえん)、お節句飾りに薬玉を楽しんでおります。香木中心のお香です。垂撥に…

猫用DVD

液晶になってから、猫がテレビを見るようになったので、アフリカものや「自然のアルバム」の類を、一緒に鑑賞していた。 で、遅れ馳せながら世間で評判の猫用DVDげっと。画面をちょんちょんしたり、立ち上がったり、臭いを嗅いだり、画面周辺を見たりしてい…

根付組紐

あれこれ下げている根付の組紐が古びてきたので、ほぼ3年に1回の糸屋さんネット店を訪問。お気に入りの根付、紐を換えてまで付けている。 町田絲店 Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/machida-ito/index.html 正絹の根付紐、サイズは長・短の2種…

「紋かるた・源氏香図」

[rakuten:tankosha:10001705:image:small] 「紋かるた」 源氏香図 北星社 札は3種。 巻名札・・・香図と巻名 歌札 ・・・ 巻名と代表歌。小さな香図付。 下の句札・・・香図と下の句 2種の札を決め、場の中心に伏せた札を積んで、めくりながら回りに散らし…

「旧暦日々是好日」

旧暦 見開き10日手帳 + 暦・花鳥風月メモ [rakuten:tankosha:10002698:image:small] 「旧暦日々是好日」 高月美樹 LUNAWORKS 2012.1.23〜2013.2.9 (旧暦 一月一日〜十二月廿九日) 新暦日付と曜日も付いていますが、所謂weeklyではない…

ジャンピング

紅茶を美味しく入れるには、茶葉がジャンピングをすることが必要であり、それには、対流が十分に生じるようにに球形のポットがよい、とかいわれていますが、常々、“本場”のティーポットがあまり球形でないこと、など疑問に感じ、ジャンピングという現象に興…

発表会

4月1日、お能のお稽古発表会終了。 ◆ 素謡 「半蔀」 地謡。 今日は、喉がよれよれして、声が出ませんでした。すみません。 ◆ 素謡 「誓願寺」 シテ。 詞のオコシの前を上げないようにするのが課題。つい、上がってしまった所があった。『ろくじうまんにん…

「骸骨を乞う」

「骸骨を乞う」 雪乃紗衣 角川書店 “彩雲国秘抄”。 文庫で完結後の外伝。 新刊単行本。 目次: 雪の骨・・・悠舜 霜の軀(躯 むくろ)・・・旺季 北風の仮面・・・晏樹 氷の心臓・・・劉輝 風花・・・仙 運命が出会う夜・・・悪夢の国試組 【骸骨を乞う】 go…

長刀 ナギナタ

「巴」(巴御前)のお仕舞。 「橋掛り見返り」で“決める”時に、刃先が惰性で流れて、行き過ぎて戻るのを、改善できない。然るべきポイントで、ぴたりと決めるのが課題。体の後ろの長い柄の重みを支えるのが大変。もしかして、刃が重いとバランスとり易いのか…

妖怪草紙

題名に惹かれて、ついまたお試し。こちら、時間がかかる仕組。 「妖怪草紙」 くずし字入門 アダム・カバット 柏書房 『 妖怪博士のステップアップ式解読術 』 Adam Kabat 米国ニューヨーク市生まれ。 武蔵大学教授。近世・近代日本文学、比較文学専攻。 例題…

教則本

「十七絃のための教則本」 吉崎克彦 大日本家庭音楽会 「十七絃はじめ」 水野利彦作品集 大日本家庭音楽会 古典的新曲の合奏から始めたので、この辺りで、十七絃という楽器の基本を知っておこうと・・・。小筆・筆ペンより、成功率高そう♪

満寿

さすがにどうも、字を何とかせねば、と、またまた何回目かの自習本を見繕う。揃えただけで、80%の達成感。つまり、またまた敗退か!? 「7日間で身につく 小筆・筆ペン」 外山登霞 昔の「ドイツ語4週間」を思い出す・・・。 「小筆・筆ペンの美しい書き方…

「花鳥風月の日本史」

金剛流能楽師工藤寛師のお薦め本、到着。 「花鳥風月の日本史」 高橋千劔破(ちはや) 河出文庫 帯に大きく『梅原猛氏、絶賛!』 とあるので、思わず「わ〜」と降参。でも、私のように 『うつぼ舟 II ・ III』(梅原猛著)でおつむまで満腹状態の方も少ない…

桐立箱

桐立箱二丁立 昨日、お筝の先生のお稽古部屋にずっと置かれていた、三絃(地歌三味線)の「桐立箱二丁立」を頂きました。普段用に、組み立てたままの三絃を、背中合わせに2丁掛けて仕舞える箱。 Amazonにこのような品目があるとは!(感慨にひたる遠い目) …

訃報 三蔵さん

「駆けぬける現代美術 1990-2010」 田中三蔵 この本の著者が、あちらの岸に渡ってしまった。 中学高校の頃は気が付かなかったが、社会人になって再会以降、立派な天然パーマふさふさであった・・・。 本について http://book.asahi.com/review/TKY2011021501…

謡い初め

1月22日(日) 於: 阿佐ヶ谷 「鈴江」 http://r.gnavi.co.jp/g741300/ 初めて「神歌」(翁)の地謡を謡いました。早口言葉のよう。 より年配の方々のお声が、どんどん立派になっていくことにびっくり。ボリュームあふれる会となった。 “天性の声” という…