2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

袖落し改造

夏に向けて、涼しげな「袖落し」を準備。 いつもの通り、緒をゴムに変えて実用化。ゴムは、よく美味しいお菓子に付いているもので、言い換えると、経費ゼロ。きらきら趣味の金色であるところが、重要にゃん。 通っている緒をなぞってゴムを通し、後で引き抜…

巴半田(炉 後炭 廻り炭)

今まで、ただ撫でるように巴を作ってきたが、先日、奥義を惜しげなく教えていただいた。 底取の柄を軸にして、底の傾斜の加減で、周辺を平らにしたり、中の巴の土手を立体的に築き上げたり、さすが〜。パワーの内在する味のある風情。しかし、さっそく取り掛…

お謡とお仕舞のお稽古

春の発表会後のおニューの曲目 謡 「藤戸」 仕舞「加茂」 地拍子 「藤戸」は、ツヨギンのようなセリフとツヨギンのようなヨワギン。 「加茂」は、別雷神の勇壮な舞。「杜若」の数倍の歩幅。足の進路はまねできても、上体が付いてゆかない感じ。腕の張りもサ…

発表会のテープ

先輩が、3月28日の三曲演奏会のテープをダビングして下さったので、帰宅してから “ひとり反省会”。「鑑賞会」と胸を張って公言してみたいものです。思ったよりよかったので、最悪の落ち込みは無し。一安心。

三絃御下賜!

先生のコレクションから、象牙の糸巻のついた紅木紫檀(こうきしたん)の三絃(地唄三味線)を頂戴する。重い、ヘビー級。 で、紅木紫檀とは??

お筝のレッスン

筝「春の海」、三絃「六段」、いつまでうじうじ弾いていてもさしたる変化もないので、すっぱりと次の曲に進み、いずれまた仕上げることにしていただきました。 本日からのニュー課題 筝 …「秋の調」 小林愛雄 作歌 宮城道雄 作曲 三絃 …「浮舟」 宮城道雄 作…

よぶこどり

これまた歌学上の蘊蓄鳥らしい。 「呼子鳥 喚子鳥」 “古今伝授” の三鳥 (喚子鳥 よぶこどり,百千鳥 ももちどり,稲負鳥 いなおほせどり 又は、 喚小鳥, 都鳥 みやこどり, 稲負鳥) のひとつ。何の鳥をいうのかは定かではなく、郭公、時鳥、筒鳥、ヒヨドリ…

「をちこち」

人麻呂関連で、梅原猛「水底の歌」から、先日、発表会で舞ったばかりの伊勢物語「杜若」(クセ)まで、「をちこち」続きでweb見学となった。 いわく、 「おちこち」に見る言霊の変遷 http://members.at.infoseek.co.jp/sohoweb/index-15.html 趣旨: 「をち…

歴史=怖いもの見たさ

いつの間にか閉鎖されていた?「真実の歴史」的HPのような、歴史の裏の裏の裏の横の斜めの裏を読む、なんとのう後ろめたい道に引き込まれそう…。 「帋灯(しとう)柿本人磨呂」 柿花 仄 梅原猛「水底の歌」(新潮文庫)と、どちらが魅力的か、これから検証。…