2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼茶碗

内側真っ赤、外側に愛嬌のある鬼がいる、大きな大きなお茶碗を、懐石の香物の器に使用。昔、こちらの陶房に、鬼ヶ島のような絵付けの、小さめの鉢があったのですが、あれを!と思った時には、もうありませんでした。 まあ、とにかく、鬼茶碗をご覧あれ。0が…

茶飯釜の茶事、終了。亭主。 軸の一つの「伊勢物語百二十一段」 鶯の花を縫ふてふ笠もがな 濡るめる人に着せてかへさむ に因んで、徳村陶房のお茶碗 「麦屋笠」(徳村 達 作)を、続き薄茶に使いました。かなり開いた平茶碗ですが、色絵茶碗「東下り」と共に…

野村万之介

余りにも気がつくのが遅かったが、今、発見。 狂言の野村万之介さん、昨年12月にご逝去。発表がこの1月で、今日が「偲ぶ会」!! なんと、まあ。 71歳。 2002年より毎年万酔会(素人お弟子の発表会)を楽しんで、昨年、初めて予定が重なって伺えな…

茶飯釜

茶飯釜のお茶事。詰。 袋から、お米を、しゃらしゃらしゃらーっと、お釜に入れる音を、生まれて初めて聴きました。 ザルより、細めた袋の口から流れるお米が落下する音のほうが、繊細、美的、詩的! 渓流の源の湧きて流るる景色が浮かびました。 立派な短冊…

巻紙 雲龍紙

改まった書式の、お茶事の招待状を頂戴致しました。 細い漉き込みの、柔らかい雲龍紙でした。雲龍紙の巻紙は、ずっと前から鳩居堂には無く、越前や各地手漉きにもみつからないし、で、やっとげっとできたのは、太くて長くてぎっしりの漉き込みの、“雲雲龍龍”…

雪かき

朝7時、歩く道作り。お昼11時、広げる。 朝9時、クロネコのおじさまが道に感激しつつ登場。 お疲れ。 なにか、がーんと効きそうな何かを摂取したいが、思いつかない。 とりあえず、バレンタインの残りでも。 これからお筝に出発。

お茶事

2月末のお茶事にむけて、お掛物思案中。寄付、待合、本席と、どれかをどれかにすると、全体がずれてしまう。 抹茶、お酒、手配済み。お香は、「練香キット」に高尚既製品をプラスして、練ってみようと思う。テーマのためにお味や薫りがいまいちにならぬよう…

「面白いほどよくわかる 能・狂言」

「学校で教えない教科書 面白いほどよくわかる 能・狂言」 三浦裕子 日本文芸社 舞台写真が、今までに無い、大変おもしろい瞬間や角度で、感心した。 子方の方々は、みな様よい記念になりますね。能「嵐山」が、関係筋。

笹之段

お仕舞「笹之段」(能「百万」)て、タイミングが変で、間が持たないか、間に合わないかの繰返し。散りばめられているシテ謡の、出だしの音程が結構決めにくい。動きながらの「中・ウキ・ハル」の変化は、それぞれに気をとられて、両立できない感じ。まだま…