金剛流能楽師工藤寛師のお薦め本、到着。
「花鳥風月の日本史」 高橋千劔破(ちはや) 河出文庫
帯に大きく『梅原猛氏、絶賛!』 とあるので、思わず「わ〜」と降参。でも、私のように 『うつぼ舟 II ・ III』(梅原猛著)でおつむまで満腹状態の方も少ないと思い、気を取り直して、まず、ぱらぱらと拝見。
『常世の虫は、揚羽蝶』、などなど、話題が面白い。樹・虫・花・鳥・風と雲・太陽と月星・雨と雪・魚介・動物 の 文化人類学的日本史。
まずもって、著者名が面白いのでは?「千早」でなく「千劔破」さんである所がすごそう。楠正成の砦も、千劔破城であるらしい。PCで文字転換できるのか、upしてからのお楽しみ♪
◆ 「劔」 は 劍 の異体字。 以下、goo辞書より
けん【 剣 〔劍〕 】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]つるぎ
1 両刃の刀。つるぎ。
「剣術・剣舞/懐剣・撃剣・銃剣・真剣・短剣・刀剣・木剣・名剣・利剣」
2 剣を用いる武術。
「剣客・剣士・剣道」 〈つるぎ〉「剣羽・剣太刀」
[補説] 「劒」 「劔」 は異体字。
[名のり] あきら ・ つとむ ・ はや
[難読] 剣呑 (けんのん) ・ 剣橋 (ケンブリッジ) ←洒落??
★ 千の劔を破って前進する作家!
音にも聞け、目にも見よ! 我こそは高橋千劔破なり!