2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

短歌日記2004夏

* TVとちかい花火のとどろきに ふわっとひろがるきおくのすみだ Cat☆彡 (今日は、隅田川も花火大会だったようです。子供の頃、小船にのって見上げた記憶の隅のこと。打上げ花火って音の振動の割には、後にもわっとひろがるあの軌跡がゆっくりで、不思議な…

短歌日記

* 黒蜥蜴あじとのかべのかげゆれて ただようひとみにせるろいどの香 Cat☆彡(「手作りセルロイドのペン」 に出会いました。http://www.pen-life.com/PEN-LIFE.COMです。セルロイドという響きに、乱歩が浮かびました。黒蜥蜴はリッチで贅沢な麗人盗賊ですが…

web 掲示板疲れ

単純そのもので、結構気に入っていたゲストブックの「レンタル掲示板・レンタルX」(KENT系)が廃業?になりました。で、掲示板探しと設置に明け暮れて、お疲れモード。HPのメニューに載っているメインのページのリンクを直しました。そのほかはキリがない…

元祖 琵琶湖ホール?

あれは、ぜったい、これを意識したと思う。

カンガルー

やはり、おなかが重いとみえて、休憩中。

能楽とは

「能楽」とは、お能と狂言とを含んだ総称とか。お能のお話の中で、ワキやアイを軽んじる言葉が聞かれることがあるが、素人として伺って、好ましい感じではない。 ところで、舞台を全部シテ方の自前で演じたら、どうなるでしょう? みんな幽霊側になってしま…

旧暦の七夕

国立天文台では、7月の七夕では星空を望みにくい季節なので、旧暦の七夕の時期に力をいれているそうです。それを、「伝統的七夕」と表現しているとか。で、その伝統的七夕とは、いつか。24節気の中の処暑(しょしょ)よりも前で、処暑に最も近い朔(さく…

短歌日記2004夏「幽霊」

* ぬれおちば君のめかれていまはただ つきせぬ舞の幽けき霊なる Cat☆彡 (背君の柏木の君は、女二宮の私を「濡れ落葉」と詠み、目離れて久しい日々でした。その君も早々にはかなくなり、夕霧の君が想ってくださいました。わたくしも今は「かそけきたま」の…

短歌日記2004夏「妖怪」

* いまの世にとおのく妖怪いとおしく 舞台にあそぶ紅いかげおう Cat☆彡 (能「猩々」は、水の底から入り江に現れる赤いお酒好きの妖精の、ごきげんの舞。)設定は名月の頃ですが、季節に関係なく演じられることもあるので、よしとしましょう。

“たそがれ”と妖怪

「たそがれ」は、「黄昏」でしか考えたことがなかったが、夕方は、別名「たそかれ時」 「かはたれ時」で、「誰そ彼」 「彼は誰」なのだそうです。『薄闇のなかで、誰だったかなといぶかしくおもうような時刻』『徐々に闇が濃くなって、近づいてきた人の輪郭…

反歌 短歌日記

* 池の端 すがたをうつす弁慶を よぎるしらくもみちのくまでも Cat☆彡 (東大の上野・不忍池方向の裏門脇に、『弁慶鏡ノ井』という井戸があるそうな。正門通りには追分というところがあり、中仙道と奥州街道の分岐点になっているので、義経一行にこのあたり…

印税貢献 謡蹟めぐり

納涼能・第1部の時にはシャッターをめぐらして全く観能の雰囲気を損ねていた、ロビーのわんやさんも、第2部の前には開いていました。平面に並んでいたのが『謡蹟めぐり 能の史蹟を訪ねて』シリーズで、「鎌倉編」と「京都編」をとりあえず。京都・奈良は、…

落下傘

宝生能楽堂の時間の切れ目にお散歩。後楽園遊園地の落下傘がそびえていました。2人立って乗っていて、頭は篭から出ている。キャーとかいう声を期待したが、白山通りの渋滞に消えたのか、叫んでいないのか、聞こえなかった。前は、もっといくつも昇ったり降…

大日本茶道学会

今まで、新しいのか古いのか、よくわからないこの名前の流派のことを、いつか調べようと思っていた。で、田中仙翁「茶道の美学」で、初めて成立過程がわかった。また、この程度の内容は、現在ネット上にもたくさん書かれていて、数年前とは情報の量が段違い…

印税貢献 茶道の美学

『茶道の美学 …茶の心とかたち』田中仙翁 講談社学術文庫 あとがき 『…その試みが行われたときの社会情勢や時代背景、いわば相対的な成立条件を無視しては、いたずらに過去の模倣を繰り返すだけに終わるであろう……歴史的な美意識の変遷や道具の取り上げ方の…

お土産バッグ

おもしろい絵です。カンガルーです。男の子です。それが問題。使うのは、キモ試しのようなもの。ちょっと…無理…。

小町ふじ

東慶寺にて。かわいい!と見ると、「小町ふじ」と木札がついていました。しゃれこーべの目の穴に草が生えるところまで、小町なんですけどね…。

キーワード・狂言

はてなのキーワードの「狂言」が、画期的に整備されていました。アイ狂言のことを、もう少し入れていただきたいにゃん。お能のキーワードも、なんとかせねば…。

反歌 短歌日記

* 八重ざきを九重にうけどくだみの くれないさす葉ちからみなぎり Cat☆彡 (八重咲きは、茎や葉が赤くなっていました。こちらに、普通のと八重と、斑入りの写真があります。白いのは花弁ではないようです。http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/H…

八重咲ドクダミ

鎌倉古陶美術館の中庭にて。ドクダミに八重咲きとは!

反歌 短歌日記

* いそいそと小犬のかげにまるい背も かさねてうつすとめそでの雲 Cat☆彡 * あさゆうにピレネー・ハスキー・レトリバー 引くは仕丁かまんぞく顔の Cat☆彡 (現実の風景です。長いたもとで犬とお散歩する風情ですごしたいにゃー)

寝殿かざり

北鎌倉で通りがかった「鎌倉古陶美術館」で、「特別展・おひなさまと節句人形」を開催していました。御殿かざりが二つあり、“お宝鑑定団”で「売ります」に出たものを、落札?したのだそうです。こちらのお囃子は、「雅楽」で、もう一つのは五人囃子でした。 …