発表会

4月1日、お能のお稽古発表会終了。
◆ 素謡 「半蔀」 地謡。 今日は、喉がよれよれして、声が出ませんでした。すみません。
◆ 素謡 「誓願寺」 シテ。 詞のオコシの前を上げないようにするのが課題。つい、上がってしまった所があった。『ろくじうまんにん』が耳について離れない。テンポは、まあ良かったと思う。しかし、後の和泉式部は、里女の時にはどのような感じなのか、いまいち自分ではっきりしなかった。直前に国立能楽堂公演で「誓願寺」(シテ: 今井清隆)を拝見し、独特の区切るような謡が記憶に残り、困った。
◆ 素謡 「 融 」 ワキ。 地謡の□先生のシテに渡すところが、ゆっくり強調されて「こうです」と聞こえたので、速かったかしらん、と思った時には、もうワキの出番は無かったのであった。
◆ 仕舞 「 巴 」。 長刀、初舞台。結局、体に定着したものだけ、出来た。「あそこは、こうして」とか、「こうならないように注意」という地点は、全部通過。全く意識に上らなかった。な〜んにも考えないで、角柱のほうを見ながらシサリ、暫し立ち尽くして(もしかすると、刃が首に向いていたかも!?)、あわてて腰を落として退場。


五反田の池田山は、やはり、我が先祖とご縁があった。国元が父祖の地。習いたてほやほやの長刀の舞 を“奉納”!?・・・お山が苦笑か。「これからこれから」と励まされた部分もありましたが。


「池田山舞台」は、首都高「目黒」出口に近く、お宅のすぐ斜め向かいがコイン駐車場。日曜日は1日¥1000で、空いていました。まだ、地図やナビには載っていなくて、その先が交番(地域安全センター?)。 しばらく畠山記念館に伺わない内に、周辺も変化したもよう。


さて、お舞台は、たいへん立派。橋掛りと地謡座。見所、広し。控え室もいろいろ。すごいすごい、すご〜い! 今まで、都内のあちらこちらの個人のお舞台が消えるのを見てきました。 このご時勢に、かくも素晴らしきお舞台が誕生するとは、なんと素敵なことなのでしょう♪


そして、打上げの海鮮居酒屋?「ルパド ナオシマ」、結構でした。変化に富んだメニューで、美味しゅうございました。お蕎麦が珍しく、洒落た組み合わせ。五反田駅前、お花屋さんの横の階段を地下に降りたところ。
   http://r.tabelog.com/tokyo/A1316/A131603/13052373/


池田山の桜は、霞か雲かの見頃で、遊歩道の木花咲耶姫の息吹の下を、楽しんで通りました。
夜の池田山舞台は、ライトが映り、風情よく静かでした。