2016-01-01から1年間の記事一覧

湖西日記

@sasanamiya: RT @unkaido: 野跡(やせき):三跡の一人、小野道風の筆跡のこと。小野道風筆跡を縮めて「野跡」と愛称した。また、佐理のを佐跡、行成のを権跡という。2016-12-21 13:15:54 via Twitter for Android

三筆と三蹟

三筆・・・唐風 9世紀頃に活躍した 空海 嵯峨天皇 橘逸勢 (はやなり) 三蹟・・・和様の始まり 10世紀頃に活躍した 小野道風 (みちかぜ) 「とうふう」 藤原佐理 (すけまさ) 「さり」 藤原行成 (ゆきなり) 「こうぜい」 正ニ位・権大納言 寛永の三…

湖西日記

@sasanamiya: 春の夜の闇はあやなし梅(むめ)の花 色こそみえね香やは隠るる 古今集 凡河内躬恒。「あやなし」・・・なかなか具体的な言葉にできません。「暗香浮動 月黄昏」by 中国の方。「いくら真っ暗にして隠そうとしても無駄よ。香りでわかっちゃう… U…

筝歌「袖香炉」

「あやなし」の思ひ出 昔、お筝のお稽古が「ろばさん トコトット…」「…下照る道に出で立つ乙女」「岩間とぢし氷も今朝は…」などから少し恰好ついてきた頃、「袖香炉」を習いました。その時、『闇はあやなし』を意味の通る他の言葉に置き換えるのはむずかしい…

湖西日記

@sasanamiya: 「もゝとせに ひとゝせたらぬ つくもがみ われをこふらし おもかげにみゆ」東山御物 大名物 漢作唐物茶入 九十九髪茄子(つくもなす)(付藻茄子)。村田珠光が九十九貫で入手し命名。松永弾正-信長-秀吉-家康等々を経て、岩崎(三菱):… URL2016-12…

茶道具

*東山御物(ひがしやまごもつ。足利義政が集大成) ・・・歴代足利将軍所持の絵画・墨跡・茶器・花器・文具・刀剣など *大名物(おおめいぶつ)・・・利休以前に名物とされた茶器 *漢作唐物茶入(かんさく からもの ちゃいれ) ・・・南宋・元・明で作ら…

湖西日記

@sasanamiya: 毛美知の流れる飛鳥川。「きのふ・けふ」も「ふち・せ」もない、純粋あすかゞは! やはり葛城は秋なのか。葛城の神も紅葉の天冠を着けて舞い、哀れにも容貌を袖で隠して岩戸に還っていったのでした。枕詞は「春柳」で似合うのは錦秋、葛城は淋…

葛城山

あすか川 もみじ葉ながる葛城の山の秋風吹きぞしぬらし 万葉 詠人不知 / 新古今 人磨 月日の流れの速いあすか川ではなく、葛城山の紅葉(黄葉らしい)が流れている飛鳥川は、比喩ばかり追いかけていた身には新鮮だ。 ヤマトに滅ぼされ、それでも生き続ける…

昔の絵かき歌

完成するもの ◆みみずが三びきはってきて 卵がみっつあったとさ 雨がざーざー降ってきて 雨がざーざー降ってきて あられもポツポツ降ってきて あられもポツポツ降ってきて あーっと言うまに 蛸入道 断片うろ覚え ◆2ちゃんが 3円もらって豆買って・・・ → …

霊峰降臨

富士山と雲は、秒単位で変わる。一面の雲に「今日はこれまでかも」と帰りつつ振り返ると、白いぎざぎざが中空に浮かんでいました。すーっと形が広がると見えて、あっという間に左から迫りくる雲に覆われ、おしまい。木花佐久夜毘売のご好意でした。

近江八景と琵琶湖八景

近江八景は「比良の暮雪」以外、琵琶湖の南端、細く狭くなっている所に集中している。何百年も、琵琶の首から先を鑑賞していたのですね。近年、雄大な琵琶湖を広く讃える『琵琶湖八景』が提唱されたもよう。 【近江八景】 比良の暮雪 ひらのぼせつ 堅田の落…

佐川美術館茶室

十五代楽吉左衛門氏設計創案のお茶室見学は、全くの偶然で、館内ホールの受付に「茶室見学」のお知らせ札があり、その場で当日見学申込の幸運に恵まれました。幽山の岩場の茶の湯、隠れた泉の畔に千年の大木、とも思えるし、プリミティブな勇者からの洞窟へ…

湖西日記

@sasanamiya: 懐かしいこと。お能の「雪」(金剛流)の、旅の僧の前に現れた雪の精の開口一番の所です。この詩に続く『我も真如の月出でて 妄執の雪消えなん法の 慧日の光を頼むなり』の「月」と「雪」と「光」で、法の僧と妖の雪とのすべてがかたられている…

能「雪」に想う

「暁梁王の苑に入れば 雪群山に満てり 夜庚公が楼に登れば 月千里に明らかなり」 『能(謡曲?)の十徳』という中に、『行かずして知る』とかいうのがあった。物見遊山に行かなくても、謡曲で花鳥風月を知る事ができる、ということのようだ。 今、琵琶湖の回…

秋の茶花

単純な注文のつもりで苗屋さんのwebカタログを見ると、どれもこれもあれもそれも個体の種類いろいろで、のめり込んでいる内にPCが重〜くなって、やっと必要なものをピックアップして注文ボタンを押したのであった。全6鉢。 [rakuten:aomori:10001906:image:…

ヤマボウシ「月光」

常緑 山法師「月光」の実、鳥さん完食。 ベリー系というか、ミニ版レイシ(ライチ 茘枝)というか、もう殆ど果樹の域ですね。葉は肉厚。花水木や落葉山法師のような、秋に色づき枯れゆく風情は、ない。でも、これから「散らない紅葉」が見られるそうです。 …

長篠

新東名高速が西側に延びた所にある「長篠設楽PA」(ながしの・したらパーキングエリア)下り方向に、初めて寄りました。「浜松」「刈谷」間で、休憩間隔の関係上通過していたのですが、せっかくの歴史的地点ということで、入ってみました。道路から全く見え…

奈良公園散策

お菓子が進化していました! 「御神鹿」→「ごじんか」 「ふん」は、ピーナツ系もチョコ系も、好反響でした。「鹿サブレー」とセットにするという安全策で皆様から深い理解を得ることができた、のかも。「ふん」でないお豆さんも、超〜好評。 「御神鹿のふん …

湖西日記

@sasanamiya: 最中も十六夜も鑑賞。次の十三夜で本年お月見コンプリート。2016-09-17 15:28:43 via Twitter Web Client ***** 10月13日(木) 関東 十三夜のお月様は一面の薄い雲の向こう。8時過ぎ、東がほんのり透けていたような・・・。微妙。

湖西日記

@sasanamiya: 「うさぎのウーロン」写真集、ぽちっとな。元祖・頭芸の数々、日替わりでほっこりするHPでした。天国のウーロンさん、ごきげんよう♪ In Almost Every Picture: Oolong No. 8 via @amazonJP URL2016-08-28 14:57:14 via Twitter Web Client **…

うさぎのウーロン

HP内のリンク先を久々にupdate。4時間かかりました。 そこで嬉しい大収穫! 元祖頭芸「うさぎのウーロン」の写真集が出版されていました。ウーロンさんが頭の上に今川焼やお煎餅や色々日替わりで載せて、『本日のウサギはこのように観察されました』とかい…

茗荷など

リオ五輪応援の夜中生活から復帰。夜どころか、朝も午後も夕方も放映があるのであった。テニス、卓球、バドミントン観戦中心に捧げ尽くした2週間。その後は台風で湖西行き延期、来週も無理そう。海の熱に惑わされた台風10号が引き返して来るとか。 今日は猛…

ニャングリッシュ

昔々、日本の法律を英訳していた時は、定型からはみ出てはいけなかった。映画の日本語字幕に感嘆し、また英語表現に感心したものだが、今また、猫系翻訳本に、くすくす、くくく、としつつ、ぴったりな言葉に己の実力の無さをひしひしと感じる。しかし猫写真…

湖西日記

@sasanamiya: 泰山。「泰山府君」、生命を司る神。能「泰山府君」のパンフレットにこの拓本の字があったりしたら、奥行雄大な舞台になりそう。金剛巌の泰山府君と種田道一の女神と桜の世界、よかった。 石碑の拓本、好きです。 URL2016-07-06 12:48:03 via T…

実光院

声明の調律の木琴的or鉄琴的「石琴」をつぶさに拝見。小さな槌が添えてありました。いろいろな形に割れて並んでいる鉛色の石に音名が付いている。触れないで下さいという札は見当たらず。結界も無し。常識か誘惑かの葛藤。で、密かに「黄鐘」と「平調」を鳴…

三千院門跡

何と「東日本大震災」へのカンパ色紙の期間が終わる頃でした。和尚さま方のお筆がずらり。辞に悩む。今更「和敬清寂」でもなし…。かなり時間をかけ、遂に有馬頼底の一字をげっと。 「相国 大○」の、○が瀧?朧?龍?亀?…と決められなくて、帰宅してから検索…

律川・呂川

りつせん・りょせん 何回目かの大原の、先日は音に重点を置き、三千院の南北それぞれの側を流れる「呂」と「律」の川を辿って歩いた。能「経正」の『律呂の声々に』(リンリョノコエゴエニイーー)が印象的で、また源氏物語の筝の調律の場面など、長い間「り…

はっちゃん

先日、ブログ「はっちゃん日記」のはっちゃんが亡くなりました。 合掌。 このところ、元祖猫ブログのスターが次々と天のお星様になって・・・。ブログ文化の歴史がワン・ニャンの寿命と同じ長さなのですね、現在。 ☆はっちゃんのお宝映像が続いているので毎…

今どきの仏教

通りがかったTVの番組で僧侶の小池龍之介という方を知った。人物紹介で、クラスメートのあの人が登場するのではないかとひやひやしたが、あちらは西の国立大で、この方は東の国立大の別人でした。 僧侶という個人と仏教と仏教界は、いつの世も折り合いが大変…