2009-01-01から1年間の記事一覧

ふっかーつ!

一応、それなりに、演能ビデオの己が姿に落ち込んでいたのだが、日が経ち、記憶が薄れたのか、都合の良いように変化したのか、何だか楽しい気分で、あれもこれも笑って言葉にできるようになった。 実際、かなり笑える事象あり、なのだ。 どだい、演能一回で…

私の能「三輪」

何やらヘンなことをした神楽が 『神々しく立派だった』 と皆様がおっしゃって下さるので、勇気を出して記録ビデオを見る………。 最後の2つの注意点がクリア出来なかった。 (1)前場の詞の切れ目のマを充分あける (2)大口(装束の袴)になったら、歩幅を…

いよいよ発表会

金剛流 楽瑶会 2009 秋の会 9月27日(日) 午前10時始曲 終演予定午後5時45頃 於:国立能楽堂(千駄ヶ谷) 午後3時45分頃 ◆狂言「千鳥」 シテ・太郎冠者…大蔵吉次郎 アド…主人?…榎本 元 酒屋?…宮本 昇 午後4時15分頃 ◆能「三輪」 シテ・里女…

リハーサル

今日は、発表会の舞囃子、番囃子、能の申合せ。 能「三輪」 あかんかった。「三輪素麺」のいただき方が足りなかったのだろうか!? 2度、ここはどこ?になった。 後半、絶叫型で、最後の足拍子は、早く帰ろの感じ。 ロケーション、処々1〜2歩足りなかった…

大島能楽堂定期公演 能「三輪」

9月20日(日) 12:30 開演 能「放下僧」 シテ・小次郎の兄…長田 驍 狂言「蝸牛」 山伏…茂山千五郎 仕舞 能「三輪」 シテ:里女・三輪明神…大島衣恵 ワキ:玄賓僧都…山本順三 アイ:里人…茂山正邦 大鼓・・・亀井広忠 小鼓・・・吉坂一郎 太鼓…大川典良 笛…杉信…

漢字

海燕亭月会席お献立 読めなかった字 「湯引き鱧と…」 → はも 読めた字 「鬼灯とまと クリームチーズ射込み」 → ほおずき 「…の冷しゃぶ 焼無花果添え」 → いちじく 「鰻と牛蒡・新生姜の炊き込み御飯」 → ごぼう 子供部屋の廃棄処分の山の中から 「入試にで…

納涼会

「納涼小謡サシクセの会」にて、「プレ秋の会」。 能「三輪」(前場)。 ゆかたに袴。 能「三輪」(後場)。 長絹 ちょうけん 。 お稽古用の「面」、「中啓」、「長絹」。 登場するあたり、右肘が体の後ろになってしまっている。 合掌するところ、右足首がカ…

中啓

中啓。扇の先が少し開いている形。 能楽用無地生成り、要するに真っ白のお稽古用げっと。高価、が〜ん。 お能の場合、小指の関節を掛け「要」の骨の先を押し続けて、開いた形を維持するのだそうで、小指が痛いわけです。 着膨れてサウナの如く、唐織の硬くて…

「現代塵」 イマジン!

「蘇った廃部品」アート展 会場エントランスの「宇宙恐竜」? 「ジャンクアーティスト」 田中梅夫 先日、すぎなみ文化通信の印刷製本に行った先、杉並区公共施設・あんさんぶる荻窪の4F「すぎなみ環境情報館」に、「ジャンクアート」なるもの50点の展示が…

能「大江山」

能楽協会主催、納涼能。国立能楽堂、2時半から6時半過ぎまで。 ◆能「大江山」、初めての鑑賞。面白かった。 山伏姿の頼光(森常好)一行は、お約束の四天王と独武者(舘田善博)がにぎにぎしく勢揃い。酒呑童子の鬼(金剛永謹)は地面に伸びてしまうし、さ…

三輪素麺

奈良の三輪明神:大神神社 おおみわ じんじゃ より、立派な御神符と「御饌 みけ 三輪素麺」を頂きました。 <三輪素麺> 起源 古事記の昔 「奇玉緒 くしだまのを よなよなかけて通ひける神のふること今も残れり」 の伝説に因みて当社御祭神大物主大神の子孫…

読書日記「能よ古典よ!」 

林 望 「能よ古典よ!」 自作自画自装本 2009年 檜書店 黒い表紙に、黄色い帯。チラッと見える中身の表紙は浅緑。裏側には、真っ黒の中、赤地に牡丹の鬼扇がすぼまっている小さなイラスト…。 しかーし、能本食傷気味でも、読み出したら止まらない。面白いお…

御題小謡 おだい こうたい

御題小謡 「生」 小林康夫 謹作 二十六世 観世清和 謹曲 平成二十一年 檜書店謹製の紙片が 6月13日、国立能楽堂普及公演 解説 林 望 狂言 「寝音曲」 山本則俊 能 「石橋」 宇高通成 のとき、 林 望 サイン入 「能よ 古典よ!」 に、挟まっていた。 御題…

面当て作り

お昼頃、半紙とカット綿とやまと糊で、面当て めんあて を作り始めて、気がつくと夕方になっていた。 始め、綿をくるくる巻くと円筒形になって、幅がでない。綿を折っただけでは弾力がない。圧力をかけながら畳んでいった。ずらして重ね、4枚、3枚、2枚、…

面 おもて

能面! 初めて面をつけてお稽古しました。 周囲に縦・横、基準になるものが見えていないことが多いので、面の裏から見える目の穴の縁の横線を参考にして、水平になるようにしたところ、「傾いています」といわれてしまった。で、それ以後、その目の穴の線を…

「観阿弥と正成」 

昨日の国立能楽堂 ロビー(庇の間?)の檜書店にて ◆「うつぼ舟 II 観阿弥と正成」 梅原 猛 角川学芸出版 梅原猛の歴史ものは、読んでいると決定的事実のような気になって、後で世間を見渡すと、ちっともそうでなかったりするので、あまり思い込みすぎないよ…

西王母留守模様

本日の国立能楽堂展示室は、能楽尽し模様の振袖など、婦人もの衣装、掛け帛紗も。 ◆その中に、枝のついた桃の実があって、「西王母の留守模様」ですって。おもしろーい!大感激。 東方朔は子供の頃、西王母の桃を失敬して長寿を保ち仙人になったが、武帝には…

能「夕顔」

東京金剛会例会能 能「夕顔」が珍しかった。改めて「半蔀」との違いがわかった。 能「西王母」で、アイ(官人)の語りに『一粒で三千年』とあった。一粒千年で、3つ食すと三千年の長寿と、何かで思い込んでいたので、いわれを知りたい。

アナログ時計図ポスト・イット

その道のプロ?某氏考案の、時計が2つ並んだ24時間アナログタイムスケジュールのpost itが商品化されたそうなので、その「お店」を訪問すると、 住友スリーエム 「ポスト・イット(R)オンラインプリント製品 i-Note」 でした。 でも、『3Mオンラインストア…

極小ロディア [rakuten:sankyodo:10001667:image:small]

[限定モデル] メモパッド ロディア75周年記念 ブロックロディアNo.10 極小サイズnanopad 75mm×52mm 表紙の色…オレンジ,ブラック ◆ロディアNo.10 ワキ文具のブラック完売で、2ヶ所からゲットすることとなった http://www.rakuten.ne.jp/gold/bunguya/ ワキ…

「能と精神分析」 

「能と精神分析」 金関 猛 平凡社 1999年 虚構の人物の人間関係、状況、精神的なもの、を、延々と述べた本。 結構小さな活字で300頁。面白くない中に面白いものがあって、疲れた。 「姨捨」解説と、『世阿弥は唯識』を知っていたか、という所が興味深かった。

TVバレエコンクール

ローザンヌ・バレエコンクール最終選のTV録画番組。 コンテンポラリーバリエーションが変化していた。前回まで、時計の針のような音楽とダンスだったが、今回は、耳慣れた音楽と、比較的滑らかな動き。フォスターの「金髪(ライトブラウンヘアと歌っていたが…

素謡・仕舞発表会

12日(日)に、「春の素謡・仕舞の会」、終了! 秋の国立能楽堂での発表会の前哨戦。ま〜ね〜。 前場の、寂しげな独り住まいの中年の里女も、後の女神も、同じく元気に終わってしまった!どんどん近づく演能…。 で、今日は休養日。

呈茶 宗猫軒@四面道

4月4〜5日(土・日) 環八と青梅街道の交差するところ、杉並区「四面道」の南西に位置する、介護付き有料老人ホーム「ウイーザス荻窪」食堂にて、スタッフの方々の心尽しの桜の苑の「お花見茶会」があり、宗猫軒を開きました。 スタッフによるお筝演奏、…

LEDキャンドル

夜咄の短檠や燭台や行燈など、火の使えない場所でも楽しめないかと、ずっと思っていた。 「電池式ろうそく」 http://www.butsudanya.co.jp/shop_safety.html は、釘穴があるのは便利だが、平らな所では自立が不安定。 現代のお雛様の電気雪洞を見たり、電気…

千家

かつて、安藤流末端から「茶坊主の茶」という言葉を耳にし、昨日、遠州流末端による「町人の茶との違い」を拝聴した。ご先祖のことを伺って、もし町人だったら気まずいので、聞かないでおいた。 なるほど、利休さんも大変だったんですね。 裏千家の藁葺きの…