私の能「三輪」

何やらヘンなことをした神楽が 『神々しく立派だった』 と皆様がおっしゃって下さるので、勇気を出して記録ビデオを見る………。


最後の2つの注意点がクリア出来なかった。
(1)前場の詞の切れ目のマを充分あける
(2)大口(装束の袴)になったら、歩幅を幾分大きくし、序破急にこだわらないで、安定した動きを目指す。


で、前場は話し続けで、後場は小さな歩幅でこちょこちょ、であった。
しかし、シカケ、ヒラキなどの所作はゆったりとして雰囲気がある。
舞に魔法がかかった (*⌒ヮ⌒*)♪


私的には、玄賓僧都との問答が、実感のある会話になればいいなと思ってきたが…。何もかもプロの方々の御蔭で、幕から出て、無事留拍子を踏み、幕に還ることが出来た。
いつも舞台で拝見する、あの狂言の方と同じ板の上に居たことが、何だか信じられない。慰労会に色紙を持参して、一期一会の方々の全サインを頂けばよかった…。


声は不調だった ( ̄□ ̄;)!!
玄賓僧都や里人の語りで、お客様は自主的に「お耳直し」をして下さったらしい。
お稽古や練習の汗が冷えて、何となく風邪気味の状態が続き、声が心配だった。当日、装束の下着の着替えを早くし過ぎて、暑かったり寒かったり、場所による室温の変化に対処できなかった。
良いコンディションではなかったが、仕方が無い。


能「三輪」としての風情はあったと思う ミ( ^ー^ )ミ
ビデオでわかったあれこれの欠点を、これから良くしていきたい。
       ( ^^)/▽☆▽\(^^ )  乾杯!