LEDキャンドル

夜咄の短檠や燭台や行燈など、火の使えない場所でも楽しめないかと、ずっと思っていた。
「電池式ろうそく」 http://www.butsudanya.co.jp/shop_safety.html
は、釘穴があるのは便利だが、平らな所では自立が不安定。
現代のお雛様の電気雪洞を見たり、電気行燈なども見た。
ふと目にした行燈の宣伝に、『蝋燭の使えない方に、本物のようにまばたくLEDキャンドルをお付けします』という一文。それは何もの!?と検索。
充電台に乗せて充電する形式もあったが、時々しか使わないので、充電に数時間はめんどう。


で、こちらにしました。
 有限会社RFADテクノロジー
  http://www.rfad.jp/home     HP 購入できます 
  http://www.rakuten.co.jp/rfad/  楽天ショップ


げっとしたキャンドル
★LEDキャンドル 黄色 (従来製品) (ボタン電池
★LEDキャンドル 高輝度ブライト・ゴールド (ボタン電池
★LEDキャンドル のっぽな高輝度ブライト・ゴールド (単4×2)


和紙を透して見ると、
「黄色」は暗いが、穏やかで、刺激的でなく自然体。明るさのいらない所では、これを使いたい。
「ブライトゴールド」は、『金色』の光というより、やはり白っぽいが、“あかり”としての役目を果たせる照度。


そこで、ブライトゴールドの炎型の部分に、STAEDLERのサインペンの淡いミカン色で、縦に、隙間をあけて草のように筋を描いてみた。せっかくの「輝度」を落としただけなのかもしれないが、いい感じになった、と思う。
燭台で釘をはずせないものは、「のっぽ」の胴をはずして逆さまにし、小さいのをはめてみた。


クリスマスの電飾のように、on off を繰返すのではなくて、消えずにまばたくよう工夫されている。軽くて、長時間点灯する省エネ・長寿命のLEDキャンドルは素晴らしい。煤も出ないし、蝋も垂れない。底にスイッチもついている。
が、
蝋燭をともしてみると、やはり違う。白熱球と同じに、蛍光灯やLEDでは再現できない、と本歌の底力と悲哀を感じた。
まずはともあれ、LEDキャンドルさん、ありがとう。


それにしても、『電池線香 煙と香りは出ません』まであるとはね。
本来の役目を忘れそう…。


今度、足下行燈には、黄色×1+ゴールド×2の3個入れてみるつもり。