2006-01-01から1年間の記事一覧

同級生ゆく

高校の同級生、検査入院でかえらぬ人に。?…??という感じ。 経過としては、肺に異常がみつかり、そのためのステロイド使用中の院内感染ということです。 2年前、千駄ヶ谷の焼肉「外苑」の長ーい掘炬燵のような造りのお部屋でのプチクラス会で、楽しく飲み…

観能:東京金剛会例会能

能「井筒」 舞台の上の面々が豪勢だった。 紀有常息女は迫力なかったけど、テンポや雰囲気が合っているとき、とてもいいところがあった。動きが丁寧。 足って、存在感の重要な要素みたい。自分は何者か、何をしたいのか、ということが足に現れる感じ。 狂言…

週刊「人間国宝」25

今日も元気に檜書店さん。 この本の舞台写真、面の角度がいいなあ。 週刊朝日百科 週刊「人間国宝」25 →「能楽」2 能シテ方 十四世・喜多六平太 後藤得三 櫻間道雄 豊島彌左衛門 粟谷菊生 「もっと知るために」というところに、この方々の面白そうな本が…能…

液晶字幕

今日初めて、座席の背中の液晶画面の実体を目撃。さすが劇場!国立能楽堂の使命かも。能楽堂の雰囲気は他で味わえばいいし。

国立能楽堂定例公演

■ 狂言 和泉流 「水汲」 シテ・新発意…野村萬斎 アド・いちゃ…高澤祐介 いちゃの水汲み歌が、しんみり静かなのが意外だった。新発意(しんぽち)が扇を顔の前にして、右や左に輿をかがめて行ったり来たりしているのは、いろいろ様子を覗いている、ということ…

放下僧

能「放下僧」(ほうかぞう)の「小唄」のところ、メロディーがわかってきて、何と何と、狂言の芸尽しの場面が蘇りました。もっとも原形を留めている、“発生期”の歌謡の旋律らしい。だいたい3・4、4・3の7文字の連続。「呂」の低音が続く謡は初めてです…

若狭と頼政 

昇進したくて和歌でワサビを効(利?)かせ、怪鳥・鵺(ぬえ)ちゃんを矢で射殺し、打倒平氏で挙兵して時期尚早だったのか宇治川で破れ、平等院の芝で扇を敷いて自らあの世へ旅立った、源三位頼政・76歳さんの領地は、若狭にあったんですって←「私の古寺巡礼…

徳恵姫

以前何かの練習中、本の中に「作詞・徳恵姫」というのを見かけて、いずれ公侯伯子男のお姫様と簡単に思っていた。宮城道雄大全集の解説によると 関東大震災の直後の大正12年10月、宮城は、被災後で落ち着かぬ東京を避けて、もとの古巣の朝鮮に旅行し、京城(…

LP宮城道雄大全集

お筝の先生から頂いた、積んだ高さ14cmのLPのレコードを、同じく頂いたLPプレーヤーで手軽に聞けるようお部屋を配置替え。 ずっと前にLPレコードとプレーヤーを処分してしまったので、懐かしい感触。オペラやラフマニノフの稀少版、惜しくなってきた…。 手元…

虫明焼と真葛

真葛長造、備前の虫明焼、京焼、宮川香山、治平、宮川香斎。これらをすっきりとまとめた説明、ないものかしらん。

はてなさんお元気?

自分のblogを開けようと、待ってもなかなか現れないので、パスしてしまうことが多いこの頃です。夜は混み合っている感じ。 そういう時は、サイドバーの「Amazonの窓」もなんだか重そうで、読み取り完了にならない。自分用に便利と思ったけど、はずすかにゃー…

「京都聖地案内」 

「誰も知らなかった 京都聖地案内」 小松和彦 知恵の森文庫 ですってー! 光文社でした 檜書店さんが出版したいなーと思っていたところ、トンビに油揚げをさらわれたのだとか。 第一部 「京都人による京都人のための聖地」 あっそ。 プロローグ 『……能楽とは…

天地人之会

能「望月」 小沢刑部・工藤寛 望月秋長・村山弘 秋長の供・野村萬斎 友春の妻・元吉正巳 友春の遺児・山根あおい お獅子、面白かった。パイプオルガンのパイプのような、鍵盤のような出っ張りは、正倉院裂の「獅噛文」と意味するところは同じかな?子方の羯…

消せるサインペン

「消せる水溶性顔料」。琴柱を移動させるとき、未熟なので、糸に印をつけるのに便利。すぐ色が落ちて取れる。化繊の糸だからかも(絹糸で試した事なし)。柱につくと落ちにくいので、琴柱の前方の端のところの糸を塗って、柱につかないようにする。 一時、廃…

信長の敦盛

幸若舞だけではなく、『人間五十年』の入った廃曲となった「能・敦盛」があるらしい。

唐衣 からごろも

家永三郎の社会構造的お能解明の本を読んでいて、ふと、と思ったこと。 能「杜若」の唐衣(長絹)は二条の后・高子の形見で、初冠は業平の形見。能「松風」は、行平の冠と狩衣(長絹)。能「井筒」は、業平の直衣?(長絹)と初冠。 「唐衣」は、業平が、禁…

メール

昨日、@petmail に突然パスワード認証欄が出現して、さーて何時代に決めた事だったか、忘却の彼方。あらゆるものを試してみたけれど、アウト。どんな素晴らしい言葉?にしたのかと、我ながら感心しきり。 問合せメールを送ろうにも、メールが飛んでいかない…

大倉正之助

能楽囃子 大倉流 「大倉正之助 ディナー&邦響の夕べ」 日本とクラシック 伝統音楽の融合 11月3日(金・文化の日) ディナー18:30〜 公演 20:00〜 椿山荘プラザ5F オリオン 会席料理、フリードリンク お一人様 25,000円 大倉正之助 地引憲子(メゾ・ソプラ…

内田百輭 

うちだひゃっけん 内田百間 「百鬼園先生言行録」 「たまや」とか「阿房列車」などいくつか読んだことがあるが、"本人の言語録"というのが奇抜でおもしろそうな内容なので、つい頼んでしまった。お筝のことや、宮城道雄、登場するかにゃん?

宮城道雄 

「心のしらべ」 またまたAmazonの宣伝を自分でクリックしてしまった。 そして、またまた、おすすめ本まで(大泣)。 宮城道雄と切っても切れない関係の内田百輭もの↓

お筝と指キャップ

家でお筝の練習をする時は、糸を押す左手の人差し指と中指に、青いゴムの事務用指キャップをはめている。6、4、9、斗、などオシが続くと、ゴムがよじれてすべったり、摩擦でつんのめって間に合わなかったり、指遣いの練習にマイナスだが、はめていないと…

発表会

これから 歌が間に合いそうにない

発表会

おわつた おもしろかった。HPにup♪

能「巴」

国立能楽堂、飛んで行って、飛んで帰って参りました。 "今井清隆能の会" のうち、能「巴」。巴の落ち延びる雰囲気すごーく良かった。 以前拝見した若手の「巴」と、笠を手にする場所などが違うように思う。謡本であまりわからなかった全体像がはっきりした。…

お仕舞

最終決定稿ならぬ「最終決定型」すなわち私的に最高峰の型が、今日一日24時間で定着するものなのか?発表会2日前。 今回、前日に観能予定というのが、きびしーにゃー、もー。 つなぎというか移行するマの動きの改善のほかに、持ち越し課題として、蛍や水な…

ダリから九条へ  

それは太田光つながりであった。 上野の森美術館のダリ展のお知らせに「私はダリでしょう」と登場するのが爆笑問題の太田光で、その太田光があの“裏戸の神”(「精霊の王」)の中沢新一と対談しているのが「憲法九条を世界遺産に」という本であると、A新聞の“…

阿漕

「阿漕」アコギ、お謡お稽古終了。 むずかしかった。弱吟・強吟が3色サンド?(パンが3枚1組のサンドウィッチのイメージ)のようにつながっていて、一度開けた口が、あぐぐ、となる感じ。 この本の字体は新本なのに見にくいし、点々の傾きがはっきりして…

麦屋笠

今、tokuさんの「麦屋笠平茶碗」というのが魅力的。平家の落人云々より、半島の雰囲気が漂っているのがいいにゃん。 http://www2.nsknet.or.jp/~tttoku/ (音が出ます) 麦屋祭 http://www1.megaegg.ne.jp/~yama1349/toyama_jilyouhana.htm

膳所 ぜぜ

そろそろ、延ばし延ばしにしてきた膳所焼について、あたってみようかしらん。 復興膳所焼は定番のお茶入のほかに、お茶碗にも会いました。お茶入の色と違って薄色だったり、絵付だったり。 美術館とショップ http://zezeyaki.jp/index.html

無料 能楽鑑賞

入場無料 能楽鑑賞のお知らせ 10月22日(日) 午後4時から 杉並能楽堂 東京都杉並区和田1丁目55-9 地図 http://www.suginamiku-town.com/map/sg010772 主催者 工藤 寛 能 金剛流 「枕慈童」 (菊慈童) シテ…高橋雪絵 ワキ…安田 登 ワキツレ…野見山光政…