観能

11月13日(土) 国立能楽堂普及公演
◆解説・・・脇田晴子 (石川県立歴史博物館館長)
三輪山には古墳群があり、箸墓はその中でも立派な前方後円墳である。三輪の神が訪れた姫は、最有力者のお姫様である。 三輪の神は男か女か・・・云々。
そのうち、重複なく面白いことが伺えそう?


狂言 「貰聟」(和泉流
      舅・・・松田高義  聟・・・野村小三郎  妻・・・奥津健太郎
「いとしいひと」 で笑い、「祭りには呼ばんぞ」でほろり、大団円の極め台詞。しかし、酔っ払いの暴言は不愉快。


◆能 「三輪」(金剛流
      シテ・・・松野恭憲  玄賓僧都・・・村山 弘
玄賓僧都が静かで、孤庵の主らしい存在感。三輪の神は綺麗で風格があった。
「鉄輪」の時は、幕の奥で斜に構え、外また?で登場、「国栖」や「頼政」などの時は、堂々としたユウケンや、果敢な袖巻き、それが「三輪」では白く輝く格のある女神。すごーい。