雅楽と徒然草

徒然草に、楽器演奏の蘊蓄や音について、こんなに記述があるとは、知らなかった。吉田神社関係で雅楽にも詳しかったのだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/ACORN/


徒然草 (4) 全訳注 (講談社学術文庫 (431))
で、講談社の文庫本「全注釈」を出してみると、二百十九〜二十段は終わり頃の4巻目。
二百十四段が想夫恋相府蓮が元という云われで、既に自分の注意印の角の折り目がついていました。記憶がよみがえる。白楽天想夫憐などと書き始めたのが変化の始まり。


ついでに、4巻目を読んでいる。人間模様や文化(の解説)が面白い。
人の記事のきっかけなどがあると、気持ちが入りやすくなる。他力。


解説に曰く、
小督の時代、想夫恋はもう廃れていて、小督がそれを奏でたとする平家物語は、純粋に文学的美を追求したのでは…。


小督局も、高倉帝も、物語とは違うようですし…
http://homepage1.nifty.com/heiankyo/heike/heike31.html
http://homepage1.nifty.com/heiankyo/heike/heike32.html


いいもん♪ 文学的美の貫徹を聴きにいくのだ。楽しみ〜。