「準善良」

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のコメント欄の最後に笑いが止まらなくなった。
『準善良な市民』、使うチャンスがあるまで覚えておこう♪
まるでお能の「善知鳥」(うとう)のような、視覚的ショックもある。


「不適切」という言葉は、たしかに「責任取る必要なし」から、“裁かれる根拠あるもの”に変ってきている。そうなると、また元の「まあ良くはないけれど、そこはそれ…」的役目の新語を作る必要がある、というのは、にゃーるほどと感心。
言葉の使用例が変化するのは、狂言の詞でよく感じる。「もってのほか」とか「とんでもないこと」など、“とんでもない大事件”的言葉が、「御意にござりまする」と同じようなニュアンスなので、おつむに笑うところではないと言い聞かせていないと、セリフの大袈裟な雰囲気に笑ってしまうのが困りもの。