鬼・雷神・陰陽師

「はまぞう」に載っていなかった。しょっく。
「鬼・雷神・陰陽師」  福井栄一  PHP新書297


けふ(7日)の国立能楽堂出店は檜書店。
台の上を右に左に眺め、また鬼?と思ったが、目次がぎっしりですごそうなので、げっと。副題「古典芸能でよみとく闇の世界」、どのみち史実は不明なので芸能OK。文体が意識集中できない饒舌系で少し読みにくい。晴明、道真、頼光、渡辺綱、茨木童子、とお馴染みの名前、が、説明の方向が面白いのでとにかく読む。


別に新傾向の、図で言葉の解釈をした日本文化論的本があったが、歯痛で疲れたおつむには余りに散文的で内容が把握できず、またの機会に。けっこう面白いかも。早く足を崩すほど身分が高い、というのは本当だ。○○より先にお箸を取るな、というのと同じ。なぜか、そのような内容も見えた。「だからあなたは一番にしてはいけないのよ」というのと、「下がれ!下郎」との関係は?