大江戸猫三昧 

江戸の犬や猫のお話は、おおかた暗い。現代の作家が見るとそうなるのでしょうか。どれも身分制のなかの人間関係を反映している。 大好きな河鍋暁斎のナマズから金一封を受け取る猫や、着流しで鯉の曳く舟に寝そべり煙管をふかす猫は、幕末・明治ならではの浮世絵なのか。 おー、暁斎さん、明治になっても投獄されているではありませんか! キリスト教の戯画のせいね。 ありがとう、はてなキーワード。