家庭画報 2013年1月号
「伝統を守り継ぐ名家の初春」・・・冷泉家 金春家
「伝統芸能の若き獅子たち」
今を時めく・・・ 片岡愛之助 三宅右矩・近成 田中傳次郎
次世代を担う・・・ 中村鷹之資 野村裕基 観世三郎太
金春家、『天下泰平の神事を担う能楽の家の厳かなお正月』。『春日若宮おん祭』では、地の上での猿楽の、後ろに写る大きな火炎太鼓や、履き物など、珍しい。「神事」を伝える名家の過去と未来に、拝見する側も厳粛な気持ちになる。
そして、「精霊の王」を読んでおいてよかったとも思った。
「今を時めく若き獅子たち」では、舞台上では“そこまで見えません”という所を、じっくり鑑賞できました。立派な獅子の方々です。もっとページ数が欲しかった。また、他にも拝見したい“獅子”にお目に掛かれず、残念。大判カラー写真は、魅力的ですね。
「次世代」は、お坊ちゃま方の紋付袴のお姿がまぶしい♪
他に、イタリア三都、ジョゼフィーヌ皇妃注文のティアラがスウェーデン王室に継承されているとか、フェルメールの絵などなど。
付録の「新春いろはかるた」は、今風のイラスト。
カラー写真がたくさん。家庭画報を美容院ではなく、自宅でゆっくり読んだのは初めて。