読書日記「草づくし」

「草づくし」 白洲正子  2005年24刷

草づくし (とんぼの本)

草づくし (とんぼの本)

写真集。きれい。薄い冊子だが字の量も結構ある。
余談が興味のある範疇なのでおもしろい。草と和歌と能と茶。


「八重むぐら」は、草が生い茂る寂寥感の形容かと思いきや、つる性のカナムグラなど、特定植物も存在するのであった。


淀君の「黒百合」事件は、脚色らしい。利休という人物がいるなかで、そのような不躾なことは出来るはずがないそうです。にゃるほど。