「しゃばけ」 

先日、出先の雷雨を本屋さんで遣り過ごした記念。
しゃばけ」   畠中 恵   新潮文庫


江戸の大店の17歳の“若だんな”が中心人物。若だんなから「おまえ、目が変だよ」と言われる二人の手代は、本当は何百歳なのか不明。その秘密が明かされるかもしれないので、「ねこのばば」「おまけのこ」も読むことにした。
しゃばけ」は、不老不死の高貴薬の可笑しみと、百歳で付喪神になることを夢見ていたある道具の、哀れな末路。