2008-08-08 「しゃばけ」 書 先日、出先の雷雨を本屋さんで遣り過ごした記念。 「しゃばけ」 畠中 恵 新潮文庫 江戸の大店の17歳の“若だんな”が中心人物。若だんなから「おまえ、目が変だよ」と言われる二人の手代は、本当は何百歳なのか不明。その秘密が明かされるかもしれないので、「ねこのばば」「おまけのこ」も読むことにした。 「しゃばけ」は、不老不死の高貴薬の可笑しみと、百歳で付喪神になることを夢見ていたある道具の、哀れな末路。