2008-02-07 「視点」 書 「視点」 松本道介 邑書林 帯より。 『素朴なる疑問』『西洋に「個人」の確立はあったのか? 日本の知識人はなぜかくも純情に近代ヒューマニズムを信じていられるのか?』 「西行花伝」への疑問、おもしろかった。著者のほうが偏執狂のよう。 死刑と被害者遺族についての文は、刑法を報復の道具にするもの。教育刑は、あり得ない欺瞞なのだろうか。