東京金剛会例会能

5月19日(土) 国立能楽堂 詳細あとで。
笛のまーさまに遭遇。大雨・雷の中、出かけてよかった。
狂言「文山賊」は「ぶんさんだち」と読むとは、今まで漢字だけ見て発音していなかったことに気がついた。


国立能楽堂展示室は、江戸時代民間に下降して読まれていた謡本や、狂言の掛物になった絵など。河鍋暁斎に再会!わーい♪一見普通、近づくと表情が違う。歴史的に最後の勧進能巻絵も。江戸末期の宝生さんで舞台と見所の大掛かりな全体の様子に驚く。場所は京の?なんとか河原? オリジナルは関東大震災?で消滅し、写しだそうです。


檜書店
能楽学会「能と狂言」、いつの間にか5号になっていました。
狂言による中世口語の復元」「多武峰と猿楽」など。六輪一露の露についてが面白かった。お茶の「露」に常々関心があったが、禅竹方面から触れる事になるとはね。
女流能について、喜多流能楽師・大島衣恵『女性向けの能のあり方があるのではなく、それぞれ工夫をして個として勝負していくしかない。』


檜のおじさまが「能楽学会に入らない?」ですってー。危険な人物だ。例会なかなか面白いそう…でも、読者でいいです。で、多田富雄「能の見える風景」を貸して下さいました。え〜!?っという感じ。


巻末CM、ぺりかん社・禅と日本文化 第3巻「禅と能楽・茶」熊倉功夫・他、は品切れと書いてありました。Amazonにはあるみたい。
まず始めが「茶道における人間形成」で、にゃは、っと思ったが、あとは茶禅一味・禅茶・和敬清寂・十牛図・紹鴎の禅・禅と世阿弥&善竹 などについてで、読んだり、斜め読みしたり、それなりに面白かった。必要ができたとき、また役に立つかも。