オンブラマイフ「樹木の蔭で」

★オンブラマイフ「樹木の蔭で」
Ombra mai fu (Opera “Serse”)  Haendel(a¨)ヘンデル作曲



    Serse…セルセ、クセルクセス。ギリシア遠征で大敗したペルシャ
    ombra…日蔭・影・亡霊・暗雲
    mai…never
    fu…beの過去



「決して蔭にはいなかった」?「蔭は無かった」? 検索すると、『木陰はかつて無かった』で、今その「木の蔭で」ということのようです。



    私が愛するスズカケの木の
    柔らかく美しい葉よ
    運命はお前たちに輝いている
    雷鳴や稲妻や嵐が
    けっしてお前たちの平安を乱すこと無く
    貪欲な南風もお前たちを冒瀆することの無いように
    樹木の蔭で これほど
    いとしく愛すべく快いものは無かった
            詩 Nicolo Minato ニコロ・ミナート



かなり前、CMできれいな歌が流れました。美人のオペラ歌手の横顔が素敵で、夢のような高音バージョンの響き。しか〜し、私には無理なので低音バージョンで歌います。


★Piacer d'amor ピアチェルダモール「愛のよろこびは」 Martini 作曲

    piacere…(動)好みである (名)喜び・楽しみ
    d',di…of
    amore…愛


    愛のよろこびは一日しか続かないのに
    愛の苦しみは一生涯続く
    私はあの不実なシルヴィアのためにすべてを忘れたのに
    彼女は今私を忘れ ほかの愛に身を委ねている
    『平野を取り巻く海に向かって
    小川が静に流れているうちは
    私は貴方を愛しています』と不実な女は言った
    小川は今も流れているが 彼女の愛は変わってしまった
                   作詞者 不明



低音バージョンは、カンツォーネシャンソンで歌われていて、装飾音に雰囲気のあるしっとりした歌ですが、私では垂れ込めるように音が落ちてしまうので、高音のきゃぴきゃぴで歌います。
高音はダメの、低音もダメの、真ん中はいいの?… (+_+)


8月19日 発表会  新高円寺 SKスタジオ
プログラム中、ピアノにはさまれ、声楽部門一名で決行。
どなたか、なさらな〜い?♪