「ワキから見る能世界」 安田登 NHK出版
帯
『全てをリセットしたい……そう思い切り、旅に出た「生者」(ワキ)は、思い切れない「霊」(シテ)と出合った。物語(能)はここから始まる。』
『…すべてをもう一度やり直したいと思うときに…異界と出会うことを望む。…そういう世界が存在するという確信は、新たな自分を生き直すための約束を与えてくれる。それが「ワキ的世界」に入ること。』
表紙折返し
『生者はとどまらない。とどまるのは死者だけ。…執心か、追慕か、残恨か…。芭蕉の旅、漱石、三島に大きな影響を与えた日本文学の原点を、ワキの視点から捉え直す。脇役ではない、「ワキ」から見た能は深くてこんなにも面白い!』
「狂言のデザイン図典」
茂山千五郎 監修 木村正雄 文 岩田アキラ 写真 東方出版
というのがいつのまにか出版されていました。2005年。「能のデザイン図典」と同様、カラー写真が分かりやすく楽しい。