塩飽 しあく

昨日の、CD「瀬戸内の夜明け組曲」→坂本竜馬の「いろは丸衝突・沈没事件」関係で、瀬戸内海の地図の「塩飽諸島」の存在に妙に感心してしまった。
狂言「右流左止」の「シアク トウゾウ?」の名乗に、地理に関係ありそうと思っていたのだが、おもしろい出会いとなった。
昔、平家物語でも、「一の谷」がもっと壇ノ浦寄りの感覚であったのが、京の“すぐ近く”だったので驚いたことがある。「屋島」は海の向こう岸。この流れを思い浮かべるだけで、物語になる感じ。
西国、西海、神秘の領域が呼んでいる!?


30年以上前フェリーの甲板から、鳴門の渦とクジラの汐吹きを見たことが夢のよう。淡路島の弧を描く広い浜辺で、千鳥が千鳥足をしていた。