食事五観文

建仁寺 点心 「精進料理 京、堀川高辻 矢尾治」
お手元の包みの印刷
食事五観文
一つには 功の多少を計り彼の来處を量る
二つには 己が徳行の全欠を忖(はか)って供に応ず
三つには 心を防ぎ過貪等を離るるを宗とす
四つには 正に良薬を事とるすは形枯(ぎょうこ)を療ぜんが為なり
五つには 道業を成ぜんが為に当に此の食を受くべし


うーむ、とウィキペディア
一、この食事が調うまでの多くの人々の働きに思いをいたします。
二、この食事を頂くにあたって自分の行いが相応しいものであるか
   どうかを反省します。
三、心を正しく保ち過った行いを避けるために、貪りの心を
   持たないことを誓います。
四、この食事を、身体を養い力を得るための良薬として頂きます。
五、この食事を、仏様の教えを正しく成し遂げるために頂きます。


これは大変。自分の行いが食事を頂くに相応しいか否か!?