カヤネズミの四季 

丁度、ペリカン便到着。
表紙に、カヤの茎に踏んばるカヤチュ。2本の茎に片足ずつ踏んばって、精一杯に両足を開いているのがクレパスを登るロッククライマーのよう。尻尾もちょろーんと巻きつけて、手でカヤの葉っぱを押さえ、わしわしと噛み切っているところ。後ろに巣が見えます。回りはピンクの蛍袋と露草の花盛り。
カヤネズミは食料の貯えをしないそうで、かわいそう。昔は、稲刈の後の稲積があちこにあり、落穂もあった。稲積の山の中は暖かく冬を越せる。 カヤチュが激減し、また、北方では生息できない理由がわかった。 読み物としても面白かった。