茶壷の網

茶道ゼミにて。
「壷荘付花月」の「月」を引き、長年の疑問点をひとつ、解決できました。
はずした網を再び掛けて、網の手を捻って仮に留める時の固定の仕方。2つの網の手を合わせて一度ねじり、その手(右手)を”再び”逆手にして、もう一度ひねる。同じ方向に2度ねじることになり、取り上げて持ちやすい立体的な「握り手」に固定される。
ずっと、一度捻った形で留めていました。支障は来しませんが、置く時も取る時も、少しゆるんている感覚を我慢する、『大切な』茶壷にしてはいい加減な方法を疑問に感じていました。お茶が入ると、相当重いのに・・・と。
決められた作法とか、手順ということではなく、ちゃんと出来る、すっきり出来る方法があった、ということに納得し、感動しました。