お宝番組の浮世絵１００枚組。お能の曲が数枚。
透けるような姿の「夕顔」、お約束の頭巾の「長範」、五条の橋で欄干に飛ぶ牛若の「橋弁慶」、平家の怨霊で荒れる波から月が覗く「船弁慶」。
番組の鑑定依頼品は、何れも綺麗な１００枚で１０００まんえんでした。その方の素晴らしきご先祖に、乾杯。
http://www.muian.com/muian04/04yositosi0501.htm
にて改めて見ると、高砂、蝉丸、博雅三位、卒塔婆小町、清経、経正、田村なども。歌に因んだものが面白い。恋のお悩みの絵も。七夕、月に飛ばされた嫦娥など、大陸ものも素敵。指月の禅機画まであり。
番組の初めは、久能山東照宮の、初代家康から歴代将軍に因んだお宝でした。中学で行ったのが最初の記憶。
家康公の直筆、自ら手にした火縄、関ヶ原で着用の鎧兜などなど・・・夜更けにお散歩中の権現様にうっかり出会いそうな雰囲気。
