国立能楽堂展示室

新作狂言の装束、作り物など。超異色!


狂言「クローン人間ナマシマ」の、金地に松の真面目な屏風に散らされたアンパンマンのようなナマシマ?に呆然。やはり、全部同じ顔、というのは怖い。ボールのように物資的なものしか感じなくなる。


狂言「ムツゴロウ」は、ナマシマとは打って変わって、個の唯一無二を表わすような布製ものの数々。”諫早の干上がった砂浜を表現する” 色違いの干割れ模様の小袖?や、怨念の籠もった髑髏模様の水衣や、たくさんの縫いぐるみの被り物で、内容がわかる感じ。
ミシンで縫ったのかしらん。