観能

9月18日(土) 東京金剛会例会能  国立能楽堂


「三輪」(シテ・元吉正巳)を拝見して、去年、発表会「三輪」の神楽で、どの舞にもある基本型のところで宇宙へ向けて出発しそうになったのが、残念に思えた。やはり、常ならぬ精神状況であったもよう。
鑑賞というより、独り反省会になってしまったが、それでも、結構、かなり、随分、ちゃんとしたことをしたのではないかと今頃感じて、今日初めて達成感を得た。「霊」ものなら、ここで成仏するところ!
何よりも、教えて頂いた注意点を出来る限り実行した結果、曲の格調というか、品格というかが、未熟なりとも明らかに体現できたと思えることが、一番の幸せ。
1年経って、すっきり過去というお蔵に入れることが出来た。