音楽鑑賞「宮田耕八朗作品集」

CD 宮田耕八朗作品集 「甘樫の丘にて」
                    大日本家庭音楽会出版部


筝・十七絃・尺八を中心とした、宮田耕八朗作曲・編曲の作品集。
mixiのお筝情報で、十七絃の入った「春の海」や「六段の調べ」があるということで、さっそくCDと楽譜をげっとしました。


軽やかな筝曲集でした。
まだ十七絃をしっかり弾くのが精一杯で、ソフトな情感を表現できるのは先のことと思いますが、いずれ必ず、弾くつもり♪


地唄筝曲とは別の現代音楽。
お筝は高音で、低い十七絃が入っても、曲のイメージは高い。必然的に尺八のメロディーも高いのが、決定的なのかも。
合奏の時、六段を「D」で弾く環境にないので、メンパーがむずかしそう。


お正月のTVの古典筝曲を拝聴するには、ちょっぴり忍耐がいる。
万葉・古今・新古今を歌いながら残すのは、もう無理なのかしら。


かなり前、「琴 世界をまわる」という10枚組のCD集
   河村利夫 琴アンサンブル, 沢井忠夫 沢井一恵 玉置清美,etc
              日本レコードセンター株式会社  
を頂戴し、時〜々聴いているのだが、演奏・編曲共に素晴らしいけれど、ふと、別にお筝である必要ないのでは…と思ってしまう。これは、楽しむ路線に乗り損ねたのだろうか。