−10cent音源

既に使っている音源、コンパクトなSEIKO CHROMATIC TUNERにもcentという文字があり、解説書が複雑で読む気がしいうちにどこかにいってしまったので、わからないままにななっていた。
十三絃のお筝の調弦の際、平均律のABCより、一定の絃の周波数を少し下げると、より邦楽らしい響きになるそう。その「一定の絃」の法則を知らないので、使い方が簡単で解説書付という音源、WT-30K KORG 「筝用 調べ」を求めた。
KORG チューナー 「調べ」 箏用 WT-30K centとは、centerのことのようだ。音源の針が中心を指す、それより−10にせよ、ということで、メーターの画面の目盛近くに印が表示される。平調子では四と九、○と○というように、調子によって移動。一の絃の基音に4種類、調子に4種類、その組み合わせで、自動的に印が出る。


その自動的というのが、私には不便。ABCで調弦した後、解説書から拾ってその部分をずらす方が、すっきりする。今のところ、習慣の違いに何だかつまずいてしまう。すべてが身について記憶されたら便利に使える、しかし、ベテランになったら最早必要のない、道具かも。ま、これから慣れるように使いこなしてみしょう!


そして、この便利なツールは、三絃にはそれ専用のKORGがあるそうで、びっくりしながらそちらは失礼したが、三味線にも“秘密”があるのか、絃が3本なのでその部分は飛んでいるのか不明。


結局、先生の耳にあわせた調弦がソレなのか? 私には、わからない。
また、コンパクトでもメトロノームの機能があったらと思う。