茶道手帳2009

茶道手帳 20年版 ← 2008年版画像
淡交社発行 2009年版「茶道手帳
今年は黒い表紙。monthlyの土日の巾が広がった。その不規則な線が裏側に写って、少し見にくい。weekは左7日で右白紙の、見開き1週間。栞の紐1本装備!これは革新的、2本欲しいけど。


今年は、付録のひとつ、江戸時代後期の「日本の旧国名」が面白い。東北が広大な陸奥と出羽の2つの「国」のみとは、言われてみればそうかもしれないが、意外な感じ。特に、福島県から青森県まで南北に長く、まとめて「陸奥の国」であるのは、なんだか感動もの。「出羽の国」は、山形県秋田県会津とか南部とか米沢とか、藩の境と違うので、漠然としている。そういえば、青森のリンゴに「陸奥」があった。


昨年の源氏香之図が定番になれば、香関係の携帯品は最低限これで済むのに。逆に、全体に字が薄く小さいので、これから見えなくなって無意味になるかも…。
木槿(槿 ではなく、木槿)に固有名詞のついた、知らない品種が並んでいる。花の画像は、「茶花づくし」に載っているだろうか…。
「むくげ」って、木の槿(あさがお)なんですね。