お稽古

『適当な所で満足するところあるから、そこを乗り越えて、一段上を目指して下さい』とご注意を受けた。そーでしょか?やっとそこまでに達した、と敢闘賞ものでは!?


お能を通すと、段落が幾つもあるので、「小左右 打ち込み」なのか「大左右 回る」なのか、わけわからなくなってくる。「おっと、まだ途中でしたっけ」。「わーい、やっとキリぢゃ♪」と思うと、足拍子忘れたりする。
手順覚えた後には、山盛り、ごっそり、注文があって、そこからが本番。これから、「飴」をたくさん頂けるのだろーか。


先日、若いプロの「絶句」に遭遇し、ゾッとした。大きな声を出していると、脳が空白になる時がある。「大声は暴力」なわけで、もともと脳の好む所ではないようだ。“忘我の境地”のような大声を出しつつも、冷静にマネージメントする自分を保つ…結局、訓練なのか。そこを何とか、らくな方法がないものかと…練習時間を削って考えている。