宗猫軒&徳村陶房

昨日、某家のオープンハウス(カモナマイハウス)で、毛氈を敷き添釜というか、施茶というか、一畳喫茶「宗猫軒(そーにゃんけん)」を開きました。
濃茶→温、薄→温or冷、の3択ご希望次第、お替り自由。主菓子and/or干菓子もご随意に。瓶掛と氷点(こおりだて)の並存、さすが金猫流・宗猫軒!?
回し飲み無しにしたので、1名分の濃茶を練るのも久し振り。混み合ったとき、持参のお茶碗8個では、お菓子を召し上がっていらっしゃるところを、立って洗いに行かなくてはならなくなったのが失敗。座を改めるタイミングの、いい経験をしました。ひとりでするのって、何だかとてもお茶らしい気分。


徳村陶房
  HP  http://www2.nsknet.or.jp/tttoku/
  blog http://blog.goo.ne.jp/harinosuke-potta/


緋毛氈の上の徳村陶房製
 「麦屋笠」平茶碗、グレー系。
ホットにもアイスにも、具合よかった。


 刷毛目、沓型。
ホットはかなり熱くなった。見た目は、抹茶茶碗のふんわり感があるのだが…。今日は、濃茶にも使ったので、重宝した。飲み口の形に変化があると、席も楽しい。土と釉薬からすると、「俵」のお茶碗に合いそう。


 刷毛目「瓔珞」、平茶碗。
やはりあっちっちであったが、アイスにはよかった。瓶掛の火力調節はむずかしい。瓔珞の掻き文様は、柔らかい雰囲気のある一碗を選んだのだが、席中では、はっきりした表現が映えるようだ。


暑い中をスタンバって咲いてくれた健気なお花も、皆様に愛でていただけてよかった。ピンク河原撫子、薄青紫の(個体差の範疇)桔梗、シモツケ残り花のほんの小さな蕾、斑入糸薄(芒?)。
お香は鳩居堂六種の線香から、外のバーベキューの匂いなど勘案し?「黒方」。楽でいいにゃん。「荷葉」は弱い。