シャンソン

歩いて10分。シャンソン歌手・林 恵美 ご自宅にて。


◆初心者第一弾「河は呼んでいる」 L´EAU VINE
楽譜を見ないで、歌詞カードで歌う。
自然に、弾んで、呼びかけるように。それが、むずかしい。
今まで音を切れ目なく繋げるような歌い方なのを、「ことば」のように言う、その違いが分かりやすい曲で、今さらながらの運命的出会い。
謡の強吟が、ヘビのようにのらりくらりと繋がるのを、どうしたらいいのかとずっと思ってきたが、それも解決しそう (^◇^)V


でも、「ごらんよー」と言いながら、「ごらんなさーい」の実感を込めるのは、一種脳の翻訳機関を通過する感じで、原語歌曲と同じ体験。お能の曲趣というのもそうなのかも。翻訳脳マシンを通さないで、自然にできるようになるのは、いつの日のことか。生得のセンス・能力なのだろうか。


◆初心者第二弾「今宵あなたが聞く歌は」
               Stanotte Sentirai una Canzone
転調で音に不安をいだきつつ、歌詞を言うのがたいへん。キーを探すのに、3種類の音程で歌って、調と転調で、全体オンチ。
ことばの1音1音を、どの音符につけるのかが、わかりにくい。


2曲とも、雰囲気はいい感じ。
先生の声は、独特の音色で魅力的で、メロディーがつくと、別世界。