楽 ガク

舞囃子、「楽」五段目って、どーなってるのでしょう。どこを聴いても2行の繰返しで、そのロルラァなのか、どのロルラァなのか、ちんぷんかんぷん。
次のお仕舞の始めに繋がる五段目、舞台を走り回って分かった部分は、サシて、角トリ扇をカザシ、陣地に還って廻りガエシ、上羽、謡う、という普通のところ。進路変更がどのロルラァに当たるかは時の運かも。先は遠いにゃん。


菊を掻き分けるのと、蝶が飛び回る違いが分かった。掻き分けるときは、一度手を後ろへ返さないとできないのだ。
能は写実ではない、とよく書物にあるが、こちら写実の動作にエネルギーを費やしている。