キューブホール

ミューズ(所沢市民文化センター)は、ちょっとパルテノン的ローマ的建造物の集まり、というか、全体が古代都市的というか、でした。アークホール(大ホール)、マーキーホール(中ホール)、キューブホール(小ホール)、他にザ・スクエア(展示室)、レストラン:ロッソ・エ・ヴェルデ、管理棟、など。屋外と地下の駐車場は ¥500/1日 という夢のような数字。西武新宿線「航空公園駅」より徒歩7〜8分、バス停もあり。
キューブホールは小さい会場ながら、楽屋はいくつもあるし、ピアノ付体育館のようなリハーサル室にもつながっていて、設備いい感じ。使用希望者は各月1年前の1日(朔日)集合で、重なった時にはくじ引きだそうです。
しかーし、迷路のような構造で、ステージ裏方向からロビーに出るところは、「にじり口」的「切戸口」的で、それだけ見てわかったつもりで油断してはとんでもハップン!太い配管が回っていて、いかにも納得のふわふわクッション巻。自作アップの大切なふくらみ部分が当たって、台風通過後になってしまったでチュウ。キリスト教迫害のカタコンベ(何千人?も暮らしていた地下住居)の気分も味わえるのだ…。


ステージは、にゃんと能舞台型で3方向に客席。にゃるほど、ロビーにお能公演のポスターあり。舞台袖にモニターテレビ4台、アナウンス設備。照明、集音マイク、全館に放送。
音響?残響?の効果抜群で「こうしよう」と思った意図が直ちに音に表れる感じ。
で、Se tu della mia morte と Caro mio ben は、
リハーサルで、力んだフォルテが普段以上にきれいでないので、息に乗せて響きで、と心掛けていたのに、やはり息をおなかで支えるのが大変で、調節できなくて、頑張り過ぎてしまったワン。発音聞かせどころの歌詞突然忘れて通過したしー。
でも、注意点は極力盛り込み、会場のお陰も被り、今日の本番が一番良い歌になったと思う。