ハモニカ・ランチ

すぎなみ文化通信の作業後、高円寺・純情商店街のレストラン醍醐にて、ハモニカのライブ演奏をBGMにランチ。「醍醐おすすめ お肉たくさん 田舎風カレー」「自家製レアチーズケーキ」などいただきました。田舎風カレーとは、具がしっかり形を留めているカレーという意味なのかな? まろやかにぴりっとした、よいお味でした。


ハモニカ奏者は、すぎぶん代表の芝貞幸さんです。会社定年後にセミプロになった方。今日は、懐かしき良き文部省唱歌からアルゼンチン&コンチネンタル・タンゴなどのメドレー。
ラ・クンパルシータは、ウルグアイ?の工科大学の学生が作曲して、一世を風靡し準国歌的存在になった曲だそうです。コンチネンタル・タンゴが好きなのですが、アルゼンチンのタンゴバンドがヨーロッパで演奏して流行し、イタリア、ドイツなどで作曲されて、哀愁をおびたサウンドに変貌したものとか。ヨーロッパのバンドネオンの音がタンゴぴったりで、アルゼンチンに逆輸入され今に至る。ブラウエルヒンメル(碧空)子供の頃からだーい好き♪さらさらーっと流れて広がる広大な景色。
18本のハモニカから曲によって数本台に並べ替え、多い時は3本を重ねて持っての演奏。バンドネオンをビューンと伸ばして一気に縮めて音をたくさん出すところを、ハモニカでブワーッっと表現したのが、とても面白かった。
メロディーと伴奏の和音が同時に鳴るのは、舌で鳴さない音を塞ぐのだそうです。楽譜から、いらない音を判断するのは、普通と逆な感覚で難しそう。コードのように書いてあるのかしらん。
ランチタイムで、幼児のファミリーもいらして、アニメソングとか、童謡(今どきの事情不明)など1曲あったらよかたのになあと思いました。現場に合わせたレパートリーを開拓し続けるのは大変なことでしょうねー。間のトークも興味深く、楽しいランチとなりました。