七草

<ななくさ 七種 七草> goo辞書

① 七つの種類。「いろいろ」の意にも用いる。
② 「春の七草」のこと。[季]新年
③ 「秋の七草」のこと。[季]秋
④ 「七種の節句」(ななくさのせっく)の略。
<ななくさがゆ 七種粥 七草粥>
① 正月七日に春の七草を入れて炊(た)いた粥。
のちには、薺(なずな)またはあぶら菜だけを用いるようにもなった。菜粥。薺粥。
『七種を囃す』…七種の節句の前夜、または当日の朝、春の七草を俎に載せ、「唐土(とうど)の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、七草薺」などと唱えながら打ち囃すことをいう。当日の朝、この菜を入れて粥を炊き七種の粥として食べる。七草を打つ。薺打つ。
② 正月十五日に米・小豆・粟(あわ)など七種の穀物を入れて炊いた粥。後世には小豆だけを入れた「小豆粥」になった。《七種粥》
<松の内>
正月の松飾りのある間。元旦から七日、あるいは十五日まで。[季]新年。
★7日と15日と、二通りあることを確認。また、永平寺などの七くさ粥は、穀物の七種、あずき粥、である。「草」は7日、穀物は15日、といってよいのだろうか??
<鏡開き>
「開き」は「割る」の忌み詞

① 正月に神や仏に供えた鏡餅をおろし、雑煮や汁粉に入れて食べること。正月十一日に行うところが多い。近世に始まり、当時は鏡餅を男は具足に、女は鏡台に供え、一月二十日に割って食べた。鏡割り。[季]新年。
② パーティーなどで、酒樽のふたを木槌で割ってあけること。汲み上げた酒で乾杯する。鏡割り。

うーむ、お勉強になるにゃん。毎年調べているような気もしますが。