お仕舞お稽古日記

動いていて止まると、自然に終わりの足が前に出ているはずだ!とおっしゃるんですけど、そうはならないのです。止まる時は、ちゃんと両足揃って、横に並ぶのがふつーだと思う。
そういうわけで、勇壮ものは、「だるまさんがころんだ」型で止まる、というのがわかりやすくていいのではないかと思う。あれはダッシュしていて、見られると思った瞬間にフリーズするわけで、当然そのままの足の形でいるわけね。 そういう狂言ありましたね。10体のお地蔵様を5体で済ませようと走り回るお話。だんだん間に合わなくなって、すごい格好で止まるのが可笑しい。「どうも変だ」とまだ反対側を見に戻る太郎冠者。最後は、『もう一走りさせよう』くらいのことは思っていたのか、どうか。
結局、むずかしいのは、体の正面と面の向きがずれる、ということに慣れるしかない、ということのようです。半身(はんみ)というのは、ずれてねじれた感覚である。
で、昨日の結論、「武将はねじれている!」