綾傘鉾とお獅子

祇園祭の「綾傘鉾」の「棒振り」の装束が、能「望月」のお獅子のような、覆面赤頭であった。芸能として、確かに存在していたのですね。太鼓の奏者が、能面を着けている謂れは?役目を象徴しているのか、見せるお楽しみサービスだったのか。お揃いの「鱗」模様も意味ありげ。
「面」の芸能については、故・野村万之丞(五世万之丞 八世万蔵)の「マスクロード」が、大変面白い本であったのを思い出しました。





  ★能「望月」…カタキを油断させる為に、お楽しみとして獅子舞を舞う


◆綾傘鉾
綾傘鉾保存会 「綾傘鉾の歴史と囃子物」など
http://www.ayakasahoko.com/boufuribayashi.html