彩雲国物語新刊

お待ち兼ね「彩雲国物語」新刊、2011年5月31日 発売!
彩雲国物語   紫闇の玉座(上)   (角川ビーンズ文庫) 「紫闇の玉座」(上) (角川ビーンズ文庫 46-21)
予約しました。終盤を上下に分けるとは、焦らせるにゃん。


1巻から読んでいたら、その辺りで終わりになっていたと思う。
当時の最後から読み始めたので、力作に感服して、全部遡って読破。モデル的な中国の政治経済社会の研究は並大抵でない。 登場人物の口調が有り得ないという批判があるらしいが、セリフの内容は十分妥当で、大変な価値を含んでいる。今、責任ある言葉を言える人が、どれだけいるだろうか。
神話と仙人と人間、野蛮な人類の歩まねばならぬ先は、遥かだ。


失脚後は悠々自適に暮らせない、というところが、現代民主主義政治のむずかしいところかも。失職ではね…。


6月1日、Amazonより到着。 劉輝亡命?
いいよ完結の下巻は7月発売とか。