三曲VTR鑑賞会

29日(火)、約20年間の先生方の演奏会VTRの鑑賞会がありました。何人であろうと、筝も歌も三絃もぴったり合って、ゆるがない演奏。見事な手つき。「残月」、いい曲でした。追悼とか偲ぶ曲だそうで、前と後ろの歌のある所が哀悼、華やかな中間の手事はありし日の活躍を表わしているそうです。宮城道雄16歳の作曲「水の変態」は、歌の部分も有名なお筝部分も全曲、実際の演奏を見て聴くことができ、満足。
白黒VTR。和服姿が、だんだんロングスカートや、Tシャツになると、宮田耕八郎作曲で尺八もご本人。お琴屋さんの若旦那が、立派なお筝・三絃の奏者であることがわかって、我々恥ずかしいわねと嘆息。
トランペットの石井憲一と筝のコラボ、なかなかいい音でした。


その後、お稽古日の少ない者のみレッスンして頂いたのですが、VTRの先生方のスタイルが乗り移ったかのように、なぜか手がよく動き軽やかに弾けるので、目で見る影響力もすごいものだと思いました。体全体がのりのりな感じ。普段、楽譜ばかり見て、目の前の先生の演奏をあまり拝見していないことを反省。