20の指のシンフォニー

武久源蔵 ・ 山崎節子  20の指のシンフォニー
使用ピアノはベーゼンドルファー、1台の連弾
昨日21日、杉並公会堂 小ホール にて鑑賞。


■モーツァルト 自動オルガンのための幻想曲 へ短調 KV608


作曲者自身がピアノ連弾に編曲したもの。荻窪の音楽サロン「かん芸館」で出会った、初版楽譜の日本人コレクター、幅 至(はば いたる)氏が、貴重な初版楽譜を貸して下さったのだそうです。
■メンデルスゾーン 交響曲第4番 イタリア Op.90
■チャイコフスキー 交響曲第6番 悲愴


改築なった杉並公会堂の新しいピアノで、まだ弾きにくいとか。開けられた蓋裏が赤銅色に輝いているのは、中の弦が素晴らしい線のアートで映っていたのでした。車輪は金色にぴっかぴか。 鍵盤と手が見えるところに座った。
武久氏のお話が大変おもしろかった。子供の頃、数え切れないほど繰り返し聴いた曲について、ほんのひと言ふた言のコメントが、新鮮だった。いまどきの文化の提示は、何でもライブになっている感じ。「聞きたい」「見たい」だけでなく、「語りたい」というのが強くなっている。


で、交響曲をピアノ連弾で聴くと、ピアノって打楽器だ!という感覚。
一曲目のモーツアルトは、にゃーんじゃこりゃ、ベーゼンドルファー大丈夫か〜?と思ってしまった。が、がんがん弾けば弾くほど良くなっていった。低音の響きが混ざらないでクリア、連続高音も音の粒がきれい。なにしろ交響曲分の音だから大変。


CDの山がありました。4種類ほど。二種類で迷ったけれど、歌曲が入っているシューベルトげっと。ピアノ五重奏「ます」は、もういいかなあという気がしたけれど、それなりによかった。セピア色のウィーンとは反対の音。