大賀蓮

今更ですが、思いがけない所で「大賀蓮」の甕にご対面。三鷹の神代植物園以来です。
杉並の大宮八幡境内、神楽殿左横、薪能の舞台の橋掛り後ろ。神楽殿右横の「なんじゃもんじゃ」の木は昨年検証済み。
まだ小さめの葉っぱで、お花が楽しみです。全体に針金で囲いができているのは、「カラスにお水をあげないぞ!」ということなのかしらん?
設営舞台周辺の木々も年々成長し、枝が益々舞台にかかったり、後ろの通り路に伸びたり、なかなか楽しい感じ。進化する境内。


薪能強風裏話。
21日は午後からかなりな強風となりました。舞囃子、狂言、と進んだところで、「幕の前後や舞台にたくさん葉が落ちている」ということで、火きり神事、火入れの後、お能の直前、急遽無粋にも俗人4人(白足袋×3、白ソックス×1、稼働最大人数)舞台に上がって乾拭き。せっかくの巫女さんの舞台の廻りの蝋燭点火と重なり残念。丁度橋掛り周辺にハンノキのような花殻が無数に散っていたのでした。自然自然。
そういうわけで、設営テントの鏡の間の横を通過。「千と千尋の神隠し」の仮面にばったりお迎えされて、「う!」という感じ。相当怖い。得がたい経験をしてしまった。


「葵上」の唐衣は無事飛ぶことなく横たわり、さすが〜!