晩春の桜模様

祇園の歌舞練場の枝垂桜。中のお庭の枝垂桜も高く広がった大木で見事でした。


  
茶道資料館中庭の桜  建仁寺茶碑の桜  平安神宮の桜


鴨川は葉桜。
賀茂川と鴨川の違いを説明するサイトはたくさんあるが、加茂川について明確にわかるところは無い。歌や古典の加茂は、変体仮名のような違いなのか、賀茂か或いは鴨のどちらか一方のみを指すのか、両方の総称なのか、流れの別の場所の呼称なのか、時代による使い方の違いなのか、???
「禅と能楽・茶」の一節によると、世阿弥の著作は当て字が多く、その頃、意味に合った漢字を書けるのは相当の知識層で、発音からくる漢字を書くのはそこそこの層で、しかし殆どは読み書きできない時代であった、そうな。でも、「ままにならないのが世の中と加茂の流れ」とか歌ったなんとか法皇の如く、古い文芸が「加茂」であるのは、なぜなのだろうか。