若手能

能楽若手研究会。まあまあ面白かった。
今日の狂言「悪坊」(三宅右矩)、珍しく酔っ払いを、そんなに嫌な気分にならずに見ることができた。後見(パパ)、すごーく恐そっ。
被害者然とした僧の方が、内面的に純粋でないような舞台を見ていると、狂言てよく出来ているなあと感心感服。無条件の生命力、と言う感じ。
以前善竹十郎さんが、座禅ツールの使い方をチラッと見せて下さって、ちょっと説明的早口セリフが入ってしまったけど、そのおかげで、あの棒のことがわかりました。アゴを載せるつっかえ棒なのだ。中国の僧の肖像画(頂相?)にあった記憶。