奉納雅楽

お正月の2日に阿佐ヶ谷神明宮神楽殿にて、奉納能と奉納雅楽がありました。
雅楽の時には雨となり、神楽殿の前に設置されたテントから拝見するのが新鮮な体験でした。雨のしめりけ越しに、こちらも屋根の中から、“白洲”を越えて舞台を眺めるのが大変雰囲気がありました。寝殿造りの対の屋か、向かいのお殿様席のよう。寒かったけど。
地面に置かれた篝火が煙って昇り、竹取物語の不二山にたなびく不老不死の煙?にのって楽が奏でられ、舞衣がはためくようで、なかなか面白い景色でした。

「笙」というのは扱いが大変そうな楽器で、電気コンロを置いて、上で回しながら乾燥?温め?ながらの演奏でした。昔から炭火持参の楽器だったのかも。