ショパン三昧

「工藤裕子ピアノリサイタル〜ショパン三昧」
昨日は、6時から新高円寺のSKホールにて、ピアノ波動を浴びてまいりました。たとえば、胡蝶や羽衣のショパンもあれば、黒塚や鉄輪のショパンもある、という二面性表現。 強い音と、流れるように滑らかな華麗な音と、すごいテクニックの連続。
プレリュードを24曲続けて聴いたことがなかったので、「雨だれ」とか、あの旋律この旋律はこんな風に存在していたのかと改めて思った。
休憩後、それぞれ違った曲風の6曲。ノクターンでは、久々に昔のエディ・デューチンの伝記映画のテーマ曲に逢いました。『フランス社交界の大人の世界を象徴的に表現している』曲なんですってー!プログラムの解説が個性的で、なかなか面白い。 「英雄」ポロネーズで盛り上がって、お〜〜、と終り。 期待で一生懸命拍手。で、アンコールの最後の曲は雰囲気変わって、優しい音色と気持ちよいリズム、穏やかな明るい気分で、会場も点灯。 そのあと「ミニ交流」の質疑応答やお話がありましたが、このような大演奏の2回公演の後で大変だなぁと精神力にびっくり。
今日は、ショパンの命日だそうです。